歴史と自由

ニコルスコーエの聖ペテロ・聖パウロ教会 は、私にとって壁崩壊前のベルリンでの生活を象徴する場所です。日曜日になると、私は グリーニッケ公園 から 孔雀島まで、犬と一緒に長い散歩をしていました。当時、教会は修復されないまま静かに佇んでいましたが、それでもなお誇りと威厳を失ってはいませんでした。グリーニッケ公園は西ベルリンの最果てでした。

それから40年後、今度は私の音楽がこの教会で演奏されます。壁は崩壊し、いまではベルリンの人々だけでなく世界中から観光客がきます。 「昔のほうが良かった」と、もう簡単には言えないのかもしれません。むしろ時を経て初めて可能になることもあるのでしょう。

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ガザ出身のモサブ・アブ・トハ