イベント

27.05.2025 , 20:00 Uhr

ベルリン日記

Unerhoerte Musik, Mehringdamm 34, 10961 Berlin

人生の旅 作曲の旅

久保摩耶子は休みを知らない活動体である。彼女は、新しい課題に積極的に反応し、冷静な観察分析ののち、周到な計算で見事に料理してしまう。また変化に富んだ彼女の人生も、作品にふくよかさと彩りを与えている。

1972年のウィーン留学以来、ドイツ語圏で暮らして来た彼女は、1990年、突然、イタリアに居を移す。新しい土地の影響であろうか、3度の使用を受け入れ、すんなり日常生活のノイズも取り入れるようになる。繊細な白黒作品が色とりどりの音響世界に移行していった。

1995年、オペラを書くために、再びベルリンに戻ってきた彼女は、伝統、前衛のあるべき姿もすべて踏まえた上で、敢えてオペラ作りに真正面から挑み、新作をつぎつぎ生み出している。 フランク·ヒルベルグ (Frank Hilberg)

『ドイツ語を話している時間の方が長くなってしまった人生だが、よけいに日本文化に強い興味を覚える。」
人生の旅 作曲の旅

近況報告

Foto: modernart-ensemble

西ベルリンっ子

1986年からベルリン、正確には西ベルリンに住んでいます。今でも「西」を強調するのは、ちょっと不思議な感じがします。でも、一度「西ベルリンっ子」になったら、ずっとそのまま西に住みます。それは私だけではありません。 1989年から1990年にかけての日記は、個人的にも政治的にもとても興味深いものです。内面でも社会でも、大きく揺れた日々でした。 その日記をもとにした10曲のピアノ小品を、池谷順子さんが今もよく演奏して… Read More

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踊る阿呆に見る阿呆!!

同じアホなら踊ったほうがいいのに決まっています。日本の民謡に挑戦してみました。阿波踊り、あねこもさ、こきりこ、たんちゃめ… Read More

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Foto: Tanja De Maan

hORA:「CREDO(クレド)」

hORA:「CREDO(クレド)」 聖マタイ教会は、私にとってベルリンの中でも特別な場所のひとつです。展覧会やコンサートがなくても… Read More

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Foto: Zuzanna Specjal

「人は楽しみのために亡命するのではない」

1933年7月1日、アルフレート・ケルは日記にこのように記しました。 亡命生活とは、出身国の文化と新たな故郷の文化との狭間に生… Read More

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