人生の旅 作曲の旅

久保摩耶子は休みを知らない活動体である。彼女は、新しい課題に積極的に反応し、冷静な観察分析ののち、周到な計算で見事に料理してしまう。また変化に富んだ彼女の人生も、作品にふくよかさと彩りを与えている。

1972年のウィーン留学以来、ドイツ語圏で暮らして来た彼女は、1990年、突然、イタリアに居を移す。新しい土地の影響であろうか、3度の使用を受け入れ、すんなり日常生活のノイズも取り入れるようになる。繊細な白黒作品が色とりどりの音響世界に移行していった。

1995年、オペラを書くために、再びベルリンに戻ってきた彼女は、伝統、前衛のあるべき姿もすべて踏まえた上で、敢えてオペラ作りに真正面から挑み、新作をつぎつぎ生み出している。 フランク·ヒルベルグ (Frank Hilberg)

『ドイツ語を話している時間の方が長くなってしまった人生だが、よけいに日本文化に強い興味を覚える。」
人生の旅 作曲の旅

近況報告

Anna Korondi, Foto: Baris Cihan

大都市のキツネ

ベルリンでも時々キツネを見かけます。フサフサの尻尾をなびかせています。ベルリン在住の若い詩人、ジンケ・ケーラーさんによる詩人の目で観察したキツネのための美しい詩があります。私は「子ぎつねコンコン山の中」ではなく、「子ぎつねコンコン街の中」を思い浮かべました。ピアノパートのパッセージがビュンビュンとベルリンの街中を飛び、ケーラーさんの詩からキツネが出てくる歌曲を書きました。… Read More

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Foto: Kai-Uwe Wudtke

アルスルルスラは誰でしょう?

アルスルルスラは私のファゴットのための小作品です。ウルスラ・マムロックの名前からヒントを得ました。真ん中のU を中心として… Read More

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© André Fischer/Klangwerkstatt Berlin

否定者、ナインザーガー

鍵盤楽器の作品を書くのは難しいです。特にピアノとアコーデオンのようにとても似ているのに全く異なる音色とテクニックを持って… Read More

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曇ることなく

多分コロナ危機にあってもそれに打ち勝って活動を続けているミュージシャンのなかでもイレーネ・クルカは飛び抜けていると思いま… Read More

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