ポツダム広場

かつてポツダム広場に雑草が生い茂り、息子がクラスメートたちとサッカーをしていた頃、この場所にあったのは聖マテウス教会とベルリン・フィルハーモニーだけでした。

ポツダム広場は「歴史の象徴」です。聖マテウス教会はかつてティアガルテン地区の中心にありましたが、ナチス政権による「世界首都ゲルマニア」構想、第二次世界大戦による荒廃、ベルリンの分断と再統一、そして再建を経て、現在の姿へと変貌を遂げました。

聖マテウス教会でのベルリン女声アンサンブルとの共演は、私にとって音楽を分かち合うというだけでなく、社会的にも大きな意味を持っています。歴史の重荷を感じます。

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郊外での演奏
西ベルリンっ子